最近VRライフを満喫しているカビスタです。
VRChatなんてもう毎日が楽しいです(週末にしかインしないくせに!)
さて、この前またも「Oculusストアで30%オフのクーポンコードが使えるよ!」と通知が入ったのわけです。
これは!と思いいくつか買い物しました。
1つは「Wander」というVRでストリートビューをみられるアプリ。
Oculus Questの「Wander」 | Oculus
前々から気になってました。これがあれば日本国内はもちろん世界中どこでも行った気になれます。
地元に帰って昔住んでた場所に行ってみたら泣きそうになりました。
でもこっちは本題ではないです。
もう1つが一番人気のVR音ゲー、「Beat Saber(ビートセイバー)」
音楽に合わせて奥から向かってくるノーツを、両手に持ったビームサーベルで斬っていく爽快感あふれるVR音ゲーです。
オリジナル曲がいっぱい入ってて気持ちよくプレイ出来て楽しいのですが音ゲーだから自分の好きな曲も遊んでみたいですよね…
そんな時はMOD(改造)を施せばいいと聞きました。VRCの住民もみんなやってるそうです。
その手順をこのブログに書きながら実行していきたいと思います。
はじめにおことわり
- Quest2に非公式アプリを入れて実行する改造なので自己責任でどうぞ。
- ビートセイバー自体も頻繁にアプデされてるらしいのでツールが対応しなくなる場合あり、その場合はビートセイバー自体のバージョンを古くするしかないそうです。
準備するもの
- Oculus Quest2
- ビートセイバー(買ってない人はOculus ストアで買ってこよう!)
- PC(専用アプリ導入のために使うだけなのでスペックはいらない)
- SideQuest(PCアプリ、これで非公式アプリをQuest2に流し込めるらしい)
- USB C-Aケーブル(Quest2付属のケーブルでは両端がType-Cなのでそのままだと使えません)
必要なものがすべてそろったら次へ。
①SideQuestをPCに導入する
SideQuest公式サイトに行き、上のメニューから「GET SIDEQUEST」を押すと、
この画面からSideQuestをDLできるので、お使いの環境に合わせたものをDLします。
DLが済んだら、それを実行します。
あとは画面の指示に従ってインストールを進めてください。
②Quest2本体で「開発者モード」を有効にする
Oculusのスマホアプリを使います。
下の「デバイス」を押し、その画面内の「ヘッドセットの設定」から「開発者モード」をえらびます。
そしたら次の画面で開発者モードのチェックを入れます。
この先、まだしてないのであれば「Oculusの開発者登録」をする必要があります。
開発者登録と言っても厄介な入力は必要なく、最低でもOculusで使ってるFaceBookアカウントと携帯電話番号があれば登録できるらしいです。
詳しくはぐぐってください。
③Oculus DeveloperのサイトからUSBドライバをDL
Oculus Developer Center | Downloads
開発者登録が済めば、Oculus Developerのサイトでアプリ開発に必要な様々なツールやらドキュメントやらが手に入るようになります。
ここで必要なのは、WindowsPCとQuest2を接続するのに必要なドライバです。
「ツール」のところにある「Oculus ADB Drivers」をDL。
zipを展開し、「usb_driver」内にある「android_winusb.inf」を右クリックし、「インストール」を選びます。
正しく入ったかどうかは「デバイスマネージャー」を出し、
表示メニューから「非表示のデバイスの表示」をして
「Oculus Device」というのが見えていればOKです!
④Quest2をPCにつなぐ
USBケーブルで、PCとQuest2を接続します。
(この先いくつかスクリーンショットが取れなかったので一部文字での説明になります)
その状態でQuest2を被ると目の前に「USBデバッグを許可しますか?」とダイアログが出ているので「許可する」を押します。
PC側でSideQuestを立ち上げると、Quest2の接続を確認し、うまくいってれば左上に緑色の●がつきます。
手順長いな…
次はいよいよビートセイバーに手を付ける段階…
⑤ビートセイバーのバージョンダウン(というのかな)
普通に買ってあるビートセイバーは恐らく最新バージョンのはずです。
しかしそれでは後述のツールが対応してないため、ビートセイバー側を古くして使えるようにしてやる必要があるようです。
どうやって古いバージョンのをDLするかというと。
computerelite.github.ioここで、自分で買ったアプリの古いバージョンのダウンロードリンクを手に入れられます。
あらかじめビートセイバーを買ったアカウントでOculusに別途ログインしておき、
検索窓に「Beat Saber」と入力してSerchします。
すると下のほうに検索結果が表れるので出てきたビートセイバーを押してください。
先に進んだ画面で「Download latest moddable version」というところを押して、
こんな画面が出るので「Yes」を押します。
ビートセイバーのVer.1.17.1のAPKがダウンロードされるはずですが、うまくいかない場合はOculus.comへのログインができてるか確認してみてください。
⑥MODツール「BMBF」をダウンロード
bmbf.devここにアクセスし、ちょっと下のほうにある「com.weloveoculus.BMBF.apk」をDLします。
⑦DLしてきた2つのapkをQuest2に入れる
PCとQuest2をPCでつないだ状態にし、USBデバッグを許可してある状態にしたらPC側でSideQuestを立ち上げます。
この先に進む前に1つ注意する点がありました。
既に正規の手段で買ったビートセイバーがインストールされていたら、それはアンインストールしておいてください。
正規バージョンと古いバージョンのが競合してしまい、インストールできないようです。
右上のアイコンからこれを押して、
- beat-saber.apk
- com.weloveoculus.BMBF.apk
の2つのファイルを選択すると、Quest2本体に2つのアプリがインストールされます。
Quest2のホーム画面のアプリ一覧右上のドロップダウンから「提供元不明」を選ぶと、BMBFが現れます。
⑧BMBFでビートセイバーにパッチを当てる
ここでいよいよビートセイバーにパッチを当ててカスタム曲を遊べるようにする作業が入ります。
処理に時間のかかるステップがありますがBMBFの画面を閉じずに待ちましょう。
BMBFを立ち上げるとこんな画面になります。
下のほうに「次へ」的なボタンがありますのでそこをクリック。
ここで、今入れてあるビートセイバー本体をアンインストールします。(後で改造パッチを当てたバージョンがインストールされるので安心を)
ビートセイバー本体にパッチを当てる作業が始まります。
パッチを当てたビートセイバーをQuest2本体にインストールします。
ここから割と重要な操作が入ります。
「セキュリティ上の理由から、お使いのスマートフォンではこの提供元からの不明なアプリをインストールすることができません。」と言われた場合は、まず「設定」を押して、
「この提供元のアプリを許可」のチェックをオンにします。
オンにしたら左上の矢印で前の画面にもどってください。
するとBeat Saberをインストールするかと確認が現れますので、「インストール」を選んでください。
そしてここが重要です。
「アプリをインストールしました。」と出たら、「開く」ではなく「完了」を押してください。
これで前準備は終わりました。
⑨好きな曲を選んで入れる
いよいよお待ちかね、好きな曲を探して入れていきます。
まず画面上の「Browser」から曲を探すサイトに飛びます。
オススメは「BeatSaver」かも
検索窓に曲名を入れるなどして遊びたい曲を探して、
曲の詳細画面の右上にある4つのアイコンの一番右を押すと曲をダウンロードします。
譜面のプレビューが見たいなら左から2番目の三角を押すとみられます。
遊びたい曲をダウンロードしたら、画面上の「Playlists」を押して左上にある「Sync to Beat Saber」をクリックします。
これでビートセイバーにカスタム曲が追加されるはずです。
あとはBMBFの画面を閉じてビートセイバーを起動するわけですが。
「アプリを復元」という警告画面が出る場合がありますが「アプリを開く」をおしてください。
ここでうまくビートセイバーが起動したら成功です。
左のほうに「Mods」と出てれば適用できています。
ハッピー! ジャムジャム! イエーィ! レッツ ダーンス!!
これで好きな曲が遊べるわけです。
プレイ映像もあるのでどうぞ。
youtu.beしっかり原作の振付を再現してあった…
www.youtube.com参考までに原作の振付もどうぞ。
補足:うまくビートセイバーが起動しないとき
曲によっては入れてあるとうまくアプリが起動しない場合があります。
何度も繰り返してると「Beat Saberが繰り返し停止しています」という画面が出ますので、そういう時は直前にやった操作をなかったことにしてみてください。
例として、ある曲を追加してビートセイバーが立ち上がらなくなった場合はそのある曲を消してみてください。
それでもダメな時は入れた曲をいったん全部消してやり直すのも手です。
まとめ
好きな曲がビートセイバー内で遊べるとやっぱ嬉しいもんですね。
もし記事に不備があったら分かり次第どんどん訂正していくかも。